4月24日

現在これだけ同時進行中。

70センチ2体と30センチ1体。

5月中旬にデザインフェスタのために帰国するまでに全部仕上げる予定なのだが、はたしてできるだろうか。

できれば今まで作った分の着物も縫いたいと思っているのだが・・・
4月25日

工具類は現地調達しようと思ってもってこなかったのだが、世界の果てには日曜大工の店や東急ハンズのような店はもちろんないので、工具はプロ仕様のものとなる。

使用人に頼んで電動ドリルを買ってきてもらったのだが、これがまじでプロの建築用で、重さ1.2Kg、パワー370W。

私の細腕で持つのもやっとなのに(写真手首のスジに注意)、スイッチいれると 「どぎゅうううううん!!」とパワー炸裂で、下手したら左手に穴あきそうで非常にコワイ。

70センチ人形の間延びした胴体を見ていたら、よせばいいのにまたおなかを切りたくなってきてしまった。

もう厚く桐粉を盛ってあるので、のこぎりがないと切断できない。

「今度は小さいのでいいから」と買ってきてもらったんだけど、それでもこの大きさ。

また「一番いいのね」といったらチェーンソー買ってきたかも。




4月28日

3月の人形展にだした腹部球体はあまりにも人間離れしたプロポーションになってしまったので(それ故「球体αちゃん」と命名された)、今回はもうすこし人間らしく・・・

4月30日

と思ったのだが、またもや頭が大きくて火星人のようなプロポーションに。

でも今回はひとまわり小さい眼球をいれて、すこし伏し目にしてみた。

こちらにきてから、どうも胡粉がうまくいかないので、木工用ボンドのせいかと思って前回日本からもってきたのを使うのだが、やはり今いち。

やはり常夏の国と胡粉というのは相性が悪いのだろうか・・・

大体、連日36度くらいの暑さの中で、気持ちを引き締めて人形を作るというのは結構しんどい・・。

まあ日本の春みたいに、ぽかぽか天気のいい毎日、どこにも遊びにいかずに部屋にこもって人形を作るというのも、辛いものがあるな。
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